信州鎌をご存知でしょうか?
鍛冶屋さんが手打ちで一枚一枚、一丁一丁丹念に鍛え上げて作り上げる極上の鎌です。
"かみそり鎌"と呼ばれるほど切れ味、使いやすさ、耐久性は抜群で手入れをすれば何十年も使うことが出来るそうです。
この「信州型」の鎌は伝統工芸品にも認定されており、職人によってあみ出された独特のシルエットは形状登録もされております。
昨今は職人の高齢化により次の担い手への技術継承にいかに取り組むかという課題にも直面しており、金型などは職人手作りの一品物で図面もなく再現不可能となっておりまた。
昨年、弊社では図面も何もない信州鎌の独特なシルエットの基となるブランク抜き型の製作依頼を受け、図面データ化し金型を納品させていただきました。(一型で数種類のサイズのブランクを作製することが出来ます。)
この金型が信州型鎌の事業継承にお役に立てれば幸いです。